ハートマス研究所によって、心臓について、多くの新しい事実が明らかになっています。
今回は心臓と脳を同期させる、『ハート・ブレイン・コヒーレンス』の呼吸について、グレッグ・ブレイデンさんが発信されている情報をシェアします。
グレッグ・ブレイデンさんは世界的なスピリチュアルリーダーの一人で、彼のイベントは毎回、８００人を超える参加者が集まるほどの人気です。人類の起源、そして進化についてあらゆる分野から研究している方で、地質学者、遺伝子学者であり、ハートマス研究所にも深く関わってハートの持つ力について研究されており、
また、長年にわたってチベットや南アメリカの先住民族を訪れて、その叡智を伝承してもらう、祈りについて研究するなど、あらゆる角度から人類の意識について研究されている方です。
その研究を通して彼は、いかに人類が、大きな可能性を秘めた存在か、そして、今この時がまさに『進化の時』なのだということを伝えています。
今回は彼がハートマス研究所から得た数々の調査に基づいてお伝えしている、『ハート・ブレイン・コヒーレンス』について、動画でお話しされていることをご紹介します。
それは心臓と脳が調和して関わり合っている状態を言います。
ハースマス研究所では『心臓』と『意識』について科学的に研究されていて、その研究が新たな見解をもたらすような大きな成果を上げ続けていて、近年、注目を集めているそうです。
これまでは『脳』こそが人体の中枢、と考えられてきましたが、実は『心臓』こそが、私たちのあらゆる機能をコントロールしている、というのは、多くの論文も発表されていて、新たな事実となりつつあるそうです。
心臓には４万の、感覚に特化した『神経突起』があることがわかっていて、これは脳にあるような、独自で考え、学び、感じるニューロンであり、ハートには『独立した知性』があることを示しています。
心臓移植を受けた患者に、ドナーの個性や、食べ物の好みが影響したり、または、ドナーの殺された状況を夢に見るようになり、その情報から犯人を特定する事ができた、というような有名なエピソードを、動画で紹介されています。
また、私たちが何か新しいことを学んでいる時、ハートのニューロンは脳のそれと同じように、ニューライトを伸ばしてつながりあい、新たなネットワークを作っている様子が観測されているそうです。
７２時間、約３日間で新たなネットワークが完成するそうで、つまり、何かを学ぶときは、３日間それを続ける事が大切なのだとか。そして、ハートの『直感』は脳よりも素早く、パワフルで的確である事がわかっているそうです。
脳は決断する時、過去の情報と照らし合わす上、ネガティブな体験から、恐れや迷いを起こします。ハートは、問いかけた言葉が終わる前に答えを出す、と彼は言います。
というのは、
様々なタイプの写真を被験者に見続けてもらう検証を行ったところ、不安や恐れを感じさせる写真を見せる直前、それを見る前に、ハートはすでにネガティブな感情の反応を起こす事がわかったそうです。
ハートは、脳では分かり得ない情報にアクセスする事ができ、ハートと脳が調和している時、私たちはその潜在的な能力を使う事ができます。そこから得る直感は、過去の体験からくる統計を超えた、まったく未知の世界からくるものです。
何故だか強い確信を伴う、KNOWING・わかっているという直感的な状態。それは、叡智にアクセスしている状態、と言えるのではないかと、グレッグは言います。
情報量としても、ハートから脳へ送られる信号は、脳からハートへ送られる信号の、１００倍なのだそうです。この、脳とハートのコミュニケーションを望ましい状態にする事ができると、
潜在意識にアクセスしたり、直感を得たり、多量の情報を迅速に処理できるスーパーラーニングや、免疫力が向上する、若返りホルモンが分泌される、安心感を感じ、前向きな心の状態を生む、など、多くのベネフィットが得られるのだそうです。
そんな素晴らしい、『ハート・ブレイン・コヒーレンス』を起こすには。とても簡単な３つのステップを使います。
ステップ１：
ハートに手を置き、そこに意識を向ける。
ステップ２：
５秒ずつかけて、ゆっくり呼吸をする。
ハートから呼吸するイメージをする。
ステップ３：
感覚を感じることにフォーカスする。
この時、
感謝・慈しみ・深い同情や共感、のような、愛情深い気持ちになり、それをハートから放つイメージをすることで、『０.１ヘルツ』というハートの望ましい周波数になれるそうです。
これをたった３分間行うだけで、免疫力を高める抗体が６時間以上、分泌され続ける事もわかったそうです。
ハートに繋がることで人は本来の能力を開花させる事ができる、とグレッグは言います。
ぜひこの簡単だけれどとてもパワフルな呼吸、日常に取り入れたいただけたら、と思います。
本日もお読みいただきありがとうございます。
ラミチカ